マッサージ等で刺激

マッサージ等で刺激を与えると、かえって症状が悪化してしまうので注意します。椎間板にかかる圧力を減らし、症状の進行を防ぐ効果もあります。ホットパックなどの温熱療法は、温める事で血流を改善して筋肉の緊張を取り除きます。身体に電流を流す低周波治療は、電気の刺激によって筋肉の働きを促します。このことから、腰椎椎間板ヘルニアの治療、保存療法によって症状の改善をはかります。

保存療法には、安静、牽引、神経ブロックなどがあります。神経ブロックは麻酔ですので、一度の治療で症状が改善されるわけではありません。持続牽引は弱い力で長い時間牽引し、ゆっくりと緊張した筋肉を伸ばしていきます。ベルトを引っ張ったり緩めたりして腰を伸ばす事によって、腰の周りの筋肉の緊張をほぐして血流を改善します。「神経根ブロック」と「硬膜外ブロック」があります。

牽引治療は、骨盤にベルトをして引っ張る方法です。急性の腰椎椎間板ヘルニアの場合は、足のしびれや痛みが強いので楽な姿勢での安静を心がけるようにします。牽引には2種類あり、間歇牽引は1回10~15分ほどの牽引を繰り返し行います。腰椎椎間板ヘルニアの多くは、時間をかけることによって症状が回復したり治癒したりします。

足のしびれや痛みの原因となっている神経に局所麻酔をして痛みが伝わるのを遮断し、血流を改善して筋肉の緊張をほぐす方法を神経ブロックといいます。運動神経がブロックされると緊張した筋肉をほぐし、知覚神経がブロックされると足のしびれや痛みが緩和され、交感神経がブロックされると血流が改善されます。横を向いて寝るといいでしょう。一時的な局所麻酔を繰り返し行って徐々に症状を軽減していきます。